WebGL


歴史

WebGLはHTML5と共に用いられる 3DCG 機能で、 Webページ中にJavaScriptでプログラムを記述することで3DCGを表示できます。

WebGLの例としては、Googleが公開しているものを参照するとよいでしょう。

OpenGL APIは、2D/3Dグラフィックスアプリケーション開発のためのAPI です。 ベンダ非依存で各社共通のAPI を作ることを目的として、Silicon Graphics社 (SRI) 主導で SGI IRIS GL ライブラリをベースに開発が始まり、1992年にバージョン1.0が誕生しました。 現在の最新バージョンはバージョン4.2です。

OpenGLをスマートフォンやゲーム機などの組み込み機械でもつかうために、 OpenGL ES (OpenGL for Embedded System) が2003, 2004年ごろに作成されました。現在のバージョンは2.0です。

OpenGL ES 2.0 をブラウザ上で使うために作られたのが WebGL 2.0 で、 OpenGLの最新の機能であるシェーダ機能に対応しています。 シェーダのプログラムを記述するには、OpenGL ES シェーダ記述言語 (OpenGL ES Shading Language, GLSL ES)を用います。 2011年にバージョン1.0が公開されました。 http://www.khronos.org

OpenGL 1.5---------> OpenGL 2.0---------------->OpenGL 4.2
  ↓(subset)             ↓(subset)
 OpenGL ES 1.1       OpenGL ES 2.0
                         ↓
                      WebGL 1.0

対応ブラウザ

Chrome, Firefox, Opera などのブラウザが対応している。 IE9 は対応していない(プラグインを入れれば可能)。