phpMyAdmin


以下の説明において、 "va00.tsuda.ac.jp"というホスト名 は それぞれ自分の使用するMySQLが動作しているマシン名に 置き換えて読んで下さい。 また nittaというユーザ名もそれぞれのMySQLのユーザ名に 置き換えて理解して下さい。

phpMyAdminを用いてarticleテーブルを作成する

テキストベースの対話環境の中で mysql を使うには、高度な SQLの知識が必要となります。 現在のデータベースの状態を把握したり、テーブルやその中に 含まれる項目(フィールド)の型を変更したりするには、SQL文に よほど精通していないと困難です。

MySQLコマンドに精通していなくても簡単にMySQLを使うことが できるようにphpMyAdminが開発されました。 phpMyAdminとは、Webブラウザから利用できる MySQL管理ツールです。

phpMyAdmin では、Webブラウザ上の操作でデータの挿入、アップデート などを行うことができます。 さらに、行った操作に対して実際にどのようなSQL文が実行されたかが 表示されますので、SQL文の勉強にもなります。

  1. ブラウザでLinuxマシン上のphpMyAdminにアクセスする。
  2. chromeで http://va00.tsuda.ac.jp/phpMyAdmin にアクセスする (ホスト名はユーザにより異なります)。

  3. phpMyAdminにログインする。
  4.   ユーザ名: nitta ←ユーザ名は異なります
      パスワード: XXXXXX ←MySQLのパスワードを入力します。
    

  5. 自分が使えるデータベース名を確認する。
  6. ブラウザの左に箇条書きで示されているのが、自分 (=MySQLにおけるnittaというユーザ)が使うことのできる データベースの一覧です。

        information_schema(16)
        nittaDB (0)  ←今回使うデータベース名(MySQLでのユーザ名+"DB")
        test(0)
    

    今回は 'ユーザ名'+"DB" という名前のデータベースを使います。 たとえばg12901というユーザならば今回使う データベース名は'g12901DB'となります。


  7. 「MySQLの文字セット」が"UTF-8 Unicode (utf8)"であることを確認して下さい。 もし異なっている場合は、「MySQL 接続の照合順序」に "utf8_unicode_ci" を指定して、変更して下さい。
  8. 'nittaDB' (←これがデータベース名)を選ぶと 「新しいテーブルを作成する」画面になります。
  9. テーブル名「article」, フィールド数「5」と入力して「実行する」ボタンを クリックします。


  10. articleテーブルの各フィールドを設定します。
  11. フィールド 種別    長さ 照合順序       属性     ヌル     その他         Key
    id         INT                         UNSIGNED not null auto_increment x
    title      VARCHAR  64  utf8_unicode_ci         null
    uname      VARCHAR  64  utf8_unicode_ci         not null
    cdate      DATETIME                             null
    contents   text         utf8_unicode_ci         null
     
    下の方にある「照合順序」もutf8_unicode_ciとします。

  12. 入力したら 「保存する」ボタンをクリックします。

  13. テーブルarticleの行の「構造」を選んで下さい。 articleテーブルの内容が表示されます。


  14. 『表示」タブを選ぶと、データベースに登録されているデータの一覧を見ることができます。今はデータは何も登録されていませんが、あとでデータを登録した後で確認しておきましょう。
  15. これでphpMyAdminを使ったMySQLデータベースの操作は完了です。