2021/06/04 Updated by

Mac arm64: 初期設定


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MaxTeX

このページではMacTex をインストールする方法を2種類紹介している。 「MacTex を直接インストールする」方法では Ghostscript関係のファイルがシステムのあちこちにばら撒かれてしまい、 他のソフトウェアのインストール時に問題になることがある。 そのため、 筆者としては「Homebrew cask を用いてインストールする」方法を推奨する。



MacTeX を Homebrew caskを用いてインストールする方法  ←推奨

  1. 前提条件: 「ターミナル」でrosetta2が動く環境を作成しておく。
  2. 前提条件: x86_64 版 Homebrew を インストールしておく。
  3. Homebrew cask を用いて MacTeX をインストールする。ターミナルで x86_64 アーキテクチャのシェルを動かして、brew installする。
  4. [「ターミナル」のウィンドウ内で]
     $ arch -x86_64 /bin/zsh
     $ brew install --cask mactex
    
  5. TeXShopを起動して、uplatexを使うように設定する。








MacTeX を直接インストールする方法  ←非推奨

x86_64 版 MacTeX-2020 をインストールする。

  1. https://tug.org/mactex にアクセスして MacTeX.pkg をダウンロードする。4GB ほどある。
  2. Finder 上で MacTex.pkg をクリックしてインストールする。
  3. 終了後、ターミナル上で最新版に更新する。
  4.   sudo tlmgr update --self --all
    
  5. 用紙をA4に設定する
  6.   sudo tlmgr paper a4
    
  7. TeXShopを使うので、設定が必要となる。 設定方法は /Application/Tex/README-ja.pdf が2017にはあったはずだが、2020からはなくなった? 2017のその文書を探して、中に書いてあった方法でTeXShop の設定を行う。
  8. /Application/Tex/TeXShop の設定
    1. TeXShopを起動する。
    2. Unicodeを使うので、メニューの「TeXShop」->「環境設定」-> 「書類」タブの中の左下の「設定プロファイル」でupTeX(ptex2pdf)を設定する。
    3. 一旦TeXShopを終了させてから、ターミナル上で以下のコマンドを実行する。
    4.   defaults write TeXShop FixLineNumberScroll NO
        defaults write TeXShop SourceScrollElasticity NO
        defaults write TeXShop FixPreviewBlur YES
        
    5. TeXShopを起動する。