文字列をオブジェクトとして扱うには、英語の場合であれば text オブジェクトが利用できます。
textオブジェクトは次のような形式で記述します。
object { text { ttf "フォントファイル名", "作成する文字列", 文字の厚さ, 0 } texture { ... } }
string1.pov |
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利用できるフォントファイル(*.ttf)は、以下の3種類のフォルダにあるものです。
公式版のPOVRayでは、日本語TrueTypeフォントを利用した立体文字列オブジェクトを 作ることはできません。(改良版POVRayを利用すると可能です。)
ここでは、どのPOVRayでも通用する「2次元の図として表現した日本語文字列を立体にする」方法で日本語文字列を表示してみます。
何かのお絵書きソフトを使って、文字の部分が白、他の部分が黒の図を作ります。 ここではWindows付属の「Paint」を使って以下のような 320x320 の図 nihongo.png を作りました。
string2.pov |
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string2b.povへの変更 |
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string2d.povへの変更 |
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