matplotlib 入門 (12) nitta@tsuda.ac.jp

12章: 棒グラフ (2)

12-1: 正規分布のヒストグラムを作成して確率密度のラインをプロットする (hist)

    Axes.hist(x,
              bins=None,  # bin(階級)の数
              range=None,  # 階級の下限と上限
              density=None,  # Falseだと度数、Trueだと確率。返り値はF(値のリスト、下限値のリスト、Patchオブジェクト)
              histtype='bar', # barのタイプ bar/barstacked/step/stepfilled
              align='mid',    # barの位置 left/mid/right
              orientation='vertical', # barの向き horizontal/vertical
              color=None,
              **kwargs   # Patchクラスのプロパティを指定できる
             )

正規分布の確率密度関数

$\displaystyle f(x) = \frac{1}{\sqrt{2\pi \rho}} e^{\frac{(x - \mu)^2}{2 \sigma^2}} $
ただし、 $\mu$ は平均、 $\sigma^{2}$は分散を表す。

12-2: 異なる幅のビンを並べて自動的に集計し、プロットする (hist)

10個の数値が昇順に並んでいる配列

bins = [ 0, 20, 30, 40, 45, 50, 55, 60, 70, 100 ]
は次の10つのビンを表す。
     0 - 19
    20 - 29
    30 - 40
    40 - 44
    45 - 49
    50 - 54
    55 - 59
    60 - 69
    70 - 79
    80 - 99

12-3: 複数のデータを1つのヒストグラムにまとめる

ヒストグラムのビンに表示するバーの数を増やすことで、複数のデータの分布状況を1つのグラフにまとめることができる。

12-4: 累積度数分布(累積確率)のヒストグラムを作成する

ビンの度数を加算して累積度数分布を表すことができる。 累積度数を累積確率に変換して、バーが確率1 (100%)に向かって階段状に並ぶヒストグラムを描画する。