MakeHuman: Unity5 で使用する人型モデルを作成する

MakeHumanのWindows10へのインストール

1. 公式サイト http://www.makehuman.org/ からWindows用のバイナリをダウンロードする。

2017/07/10時点では MakeHuman 1.1.1 が最新版 makehuman-1.1.1-win32.zip (332627677 Bytes)。




2. zipファイルを展開すると makehuman-1.1.1-win32 フォルダが出来るので、適当な場所におく。
3. フォルダ内の makehuman.exe が実行ファイル。

MakeHuman でUnity用の人型モデル(fbx)ファイルを作成する

MakeHuman 1.1.1 を用いて、Unityで使用可能な人型モデルを作成する方法を簡単に説明します。

1. MakeHuman を起動すると次のようなウィンドウが表示されます。




2. "Modeling" タブの "Main" タブが選択されている状態で、Macroで人のパラメータを設定します。

性別(Gender), 年齢(Age), 筋肉(Muscle), 体重(Weight), 身長(Height), プロポーション(Proportion), 人種(African, Asian, Caucasian)をパラーメタとして設定します。 ここでは 24歳のアジア系男性のパラメータを設定しました。





3. "Geometries"タブの"Clothes"タブが選択された状態で、服を指定します。

ここでは、"Male casualsuit01" と "Shoes01"を選択してみました。





4. "Geometries"タブの"Hair"タブが選択された状態で、髪形を指定します。

ここでは、"Short02" を選択してみました。





5. "Materials"タブの"Skin/Material"タブが選択された状態で"Skin"を指定します。

ここでは、"Young asian male" を選択してみました。





6. [重要]"Pose/Animate"タブの"Skeleton"タブが選択された状態で"Rig presets"を指定します。

Unityに取り込んで利用するためには、"Game engine" を選択する必要があります。





7. [オプション] "Pose/Animate"タブの"Pose"タブが選択された状態で"Pose"から "Tpose"を選択します。

Unityに取り込んで使うだけならば、Poseの設定はデフォルトの "None" のままでも構いません。 ただし、他のツールで使い回すときのことを考えると "Tpose" にしておいた方が無難でしょう。





8. "Files"タブの"Export"タブが選択された状態で、出力ファイルの設定を行います。"

次の項目にチェックを設定します。

Mesh Format	Filmbox (fbx)
Options	Feet on ground
	Binary FBX
Scale units	decimeter





9. "Files"タブの"Export"タブが選択された状態で、ウィンドウ上部の入力欄にファイル名を入れて、"Export"ボタンをクリックします。"

ここでは「アジア系の少年」ということで "AsianBoy"としました。 次のパスにファイルが生成されています。

Documents/makehuman/v1/exports/AsianBoy.fbx
                              /textures/*.png

10. "Files"タブの"Save"タブが選択された状態で、ウィンドウ上部の入力欄にファイル名を入れて"Save"ボタンをクリックします。

これで次の場所に MakeHuman で使うファイルが保存されます。

Documents/makehuman/v1/models/AsianBoy.mhm
                             /AsianBoy.thumb

11. ここで説明した方法で MakeHuman で作成したデータはこちら makehuman.zip。

パラメータを変えて別キャラクタを作成する。

パラメータを変更しながらいくつか人型キャラクタのファイルを作成しました。

これらを含めたファイルはこちら makehuman2.zip。