E - このコレクション内に存在する要素の型public class ArrayDeque<E> extends AbstractCollection<E> implements Deque<E>, Cloneable, Serializable
Dequeインタフェースのサイズ変更可能な配列の実装です。配列の両端キューに容量制限はなく、使用量をサポートするために必要に応じて大きくなります。それらはスレッドセーフではありません。外部の同期化がない場合、複数のスレッドによる並行アクセスはサポートされません。null要素は禁止されています。このクラスは通常、スタックとして使われるときはStackよりも高速で、キューとして使われるときはLinkedListよりも高速です。
ほとんどのArrayDequeオペレーションは、一定の償却時間で実行されます。例外には、remove、removeFirstOccurrence、removeLastOccurrence、contains、iterator.remove()、および一括オペレーションがあり、これらはすべて要素の数に比例する時間で実行されます。
このクラスのiteratorメソッドによって返されるイテレータは、フェイルファストです。イテレータの作成後に、イテレータ自体のremoveメソッド以外の方法で両端キューが変更されると、イテレータは通常ConcurrentModificationExceptionをスローします。このように、並行して変更が行われると、イテレータは、将来の予測できない時点において予測できない動作が発生する危険を回避するために、ただちにかつ手際よく例外をスローします。
通常、非同期の並行変更がある場合、確かな保証を行うことは不可能なので、イテレータのフェイルファストの動作を保証することはできません。フェイルファスト・イテレータは、ベスト・エフォート・ベースでConcurrentModificationExceptionをスローします。したがって、正確を期すためにこの例外に依存するプログラムを書くことは誤りです。イテレータのフェイルファストの動作はバグを検出するためにのみ使用すべきです。
このクラスとそのイテレータは、CollectionおよびIteratorインタフェースのオプションメソッドすべてを実装します。
このクラスは、Java Collections Frameworkのメンバーです。
| コンストラクタと説明 |
|---|
ArrayDeque()
16個の要素を保持するために十分な初期容量を持つ、空の配列両端キューを作成します。
|
ArrayDeque(Collection<? extends E> c)
指定されたコレクションのイテレータが返す順序で、その要素を格納する両端キューを作成します。
|
ArrayDeque(int numElements)
指定された数の要素を保持するために十分な初期容量を持つ、空の配列両端キューを作成します。
|
| 修飾子と型 | メソッドと説明 |
|---|---|
boolean |
add(E e)
指定された要素をこの両端キューの末尾に挿入します。
|
void |
addFirst(E e)
指定された要素をこの両端キューの先頭に挿入します。
|
void |
addLast(E e)
指定された要素をこの両端キューの末尾に挿入します。
|
void |
clear()
すべての要素を両端キューから削除します。
|
ArrayDeque<E> |
clone()
この両端キューの複製を返します。
|
boolean |
contains(Object o)
指定された要素がこの両端キューに含まれている場合に
trueを返します。 |
Iterator<E> |
descendingIterator()
この両端キュー内の要素を逆順で反復処理するイテレータを返します。
|
E |
element()
この両端キューで表されるキューの先頭を取得しますが、削除しません。
|
E |
getFirst()
この両端キューの最初の要素を取得しますが、削除はしません。
|
E |
getLast()
この両端キューの最後の要素を取得しますが、削除はしません。
|
boolean |
isEmpty()
この両端キューに要素が含まれていない場合に
trueを返します。 |
Iterator<E> |
iterator()
両端キューの要素のイテレータを返します。
|
boolean |
offer(E e)
指定された要素をこの両端キューの末尾に挿入します。
|
boolean |
offerFirst(E e)
指定された要素をこの両端キューの先頭に挿入します。
|
boolean |
offerLast(E e)
指定された要素をこの両端キューの末尾に挿入します。
|
E |
peek()
この両端キューによって表されるキューの先頭を取得しますが、削除しません。両端キューが空の場合は
nullを返します。 |
E |
peekFirst()
この両端キューの最初の要素を取得しますが、削除しません。両端キューが空の場合は
nullを返します。 |
E |
peekLast()
この両端キューの最後の要素を取得しますが、削除しません。両端キューが空の場合は
nullを返します。 |
E |
poll()
この両端キューによって表されるキューの先頭(つまり、この両端キューの最初の要素)を取得および削除します。両端キューが空の場合は、
nullを返します。 |
E |
pollFirst()
この両端キューの最初の要素を取得および削除します。両端キューが空の場合は
nullを返します。 |
E |
pollLast()
この両端キューの最後の要素を取得および削除します。両端キューが空の場合は
nullを返します。 |
E |
pop()
この両端キューで表されるスタックに要素をポップします。
|
void |
push(E e)
この両端キューで表されるスタックに要素を入れます。
|
E |
remove()
この両端キューが表すキューの先頭を取得して削除します。
|
boolean |
remove(Object o)
指定された要素の単一のインスタンスを、この両端キューから削除します。
|
E |
removeFirst()
この両端キューの最初の要素を取得して削除します。
|
boolean |
removeFirstOccurrence(Object o)
両端キューを先頭から末尾までトラバースするときに、この両端キューの指定された要素のうち最初に出現したものを削除します。
|
E |
removeLast()
この両端キューの最後の要素を取得して削除します。
|
boolean |
removeLastOccurrence(Object o)
両端キューを先頭から末尾までトラバースするときに、この両端キューの指定された要素のうち最後に出現したものを削除します。
|
int |
size()
この両端キュー内の要素の数を返します。
|
Spliterator<E> |
spliterator()
この両端キュー内の要素に対する遅延バインディングおよびフェイルファスト
Spliteratorを作成します。 |
Object[] |
toArray()
両端キュー内のすべての要素を適切な順序(最初の要素から最後の要素へ)で格納している配列を返します。
|
<T> T[] |
toArray(T[] a)
両端キュー内のすべての要素を適切な順序(最初の要素から最後の要素へ)で格納している配列を返します。返される配列の実行時の型は、指定された配列の型になります。
|
addAll, containsAll, removeAll, retainAll, toStringequals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, waitaddAll, containsAll, equals, hashCode, parallelStream, removeAll, removeIf, retainAll, streampublic ArrayDeque()
public ArrayDeque(int numElements)
numElements - 両端キューの初期容量の範囲の下限public ArrayDeque(Collection<? extends E> c)
c - 要素が両端キューに配置されるコレクションNullPointerException - 指定されたコレクションがnullである場合public void addFirst(E e)
addFirst、インタフェース: Deque<E>e - 追加する要素NullPointerException - 指定された要素がnullである場合public void addLast(E e)
このメソッドは、add(E)と同等です。
addLast、インタフェース: Deque<E>e - 追加する要素NullPointerException - 指定された要素がnullである場合public boolean offerFirst(E e)
offerFirst、インタフェース: Deque<E>e - 追加する要素true (Deque.offerFirst(E)で指定されているとおり)NullPointerException - 指定された要素がnullである場合public boolean offerLast(E e)
offerLast、インタフェース: Deque<E>e - 追加する要素true (Deque.offerLast(E)で指定されているとおり)NullPointerException - 指定された要素がnullである場合public E removeFirst()
DequepollFirstメソッドと異なります。removeFirst、インタフェース: Deque<E>NoSuchElementException - この両端キューが空の場合public E removeLast()
DequepollLastメソッドと異なります。removeLast、インタフェース: Deque<E>NoSuchElementException - この両端キューが空の場合public E pollFirst()
Dequenullを返します。public E pollLast()
Dequenullを返します。public E getFirst()
DequepeekFirstメソッドと異なります。getFirst、インタフェース: Deque<E>NoSuchElementException - この両端キューが空の場合public E getLast()
DequepeekLastメソッドと異なります。getLast、インタフェース: Deque<E>NoSuchElementException - この両端キューが空の場合public E peekFirst()
Dequenullを返します。public E peekLast()
Dequenullを返します。public boolean removeFirstOccurrence(Object o)
o.equals(e)となる最初の要素eが存在する場合は、その要素を削除します。指定された要素がこの両端キューに含まれていた場合(すなわち、呼出しの結果としてこの両端キューが変更された場合)はtrueを返します。removeFirstOccurrence、インタフェース: Deque<E>o - この両端キューから削除される要素(その要素が存在する場合)truepublic boolean removeLastOccurrence(Object o)
o.equals(e)となる最後の要素eが存在する場合は、その要素を削除します。指定された要素がこの両端キューに含まれていた場合(すなわち、呼出しの結果としてこの両端キューが変更された場合)はtrueを返します。removeLastOccurrence、インタフェース: Deque<E>o - この両端キューから削除される要素(その要素が存在する場合)truepublic boolean add(E e)
このメソッドは、addLast(E)と同等です。
add、インタフェース: Collection<E>add、インタフェース: Deque<E>add、インタフェース: Queue<E>add、クラス: AbstractCollection<E>e - 追加する要素true (Collection.add(E)で指定されているとおり)NullPointerException - 指定された要素がnullである場合public boolean offer(E e)
このメソッドは、offerLast(E)と同等です。
offer、インタフェース: Deque<E>offer、インタフェース: Queue<E>e - 追加する要素true (Queue.offer(E)で指定されているとおり)NullPointerException - 指定された要素がnullである場合public E remove()
pollメソッドと異なります。
このメソッドは、removeFirst()と同等です。
public E poll()
nullを返します。
このメソッドは、pollFirst()と同等です。
public E element()
peekメソッドと異なります。
このメソッドは、getFirst()と同等です。
public E peek()
nullを返します。
このメソッドは、peekFirst()と同等です。
public void push(E e)
このメソッドは、addFirst(E)と同等です。
push、インタフェース: Deque<E>e - プッシュする要素NullPointerException - 指定された要素がnullである場合public E pop()
このメソッドは、removeFirst()と同等です。
pop、インタフェース: Deque<E>NoSuchElementException - この両端キューが空の場合public int size()
size、インタフェース: Collection<E>size、インタフェース: Deque<E>size、クラス: AbstractCollection<E>public boolean isEmpty()
trueを返します。isEmpty、インタフェース: Collection<E>isEmpty、クラス: AbstractCollection<E>truepublic Iterator<E> descendingIterator()
DequedescendingIterator、インタフェース: Deque<E>public boolean contains(Object o)
trueを返します。つまり、この両端キューに、o.equals(e)となる要素eが1つ以上含まれている場合にだけtrueを返します。contains、インタフェース: Collection<E>contains、インタフェース: Deque<E>contains、クラス: AbstractCollection<E>o - この両端キューに含まれているかどうかを調べるオブジェクトtruepublic boolean remove(Object o)
o.equals(e)となる最初の要素eが存在する場合は、その要素を削除します。指定された要素がこの両端キューに含まれていた場合(すなわち、呼出しの結果としてこの両端キューが変更された場合)はtrueを返します。
このメソッドは、removeFirstOccurrence(Object)と同等です。
remove、インタフェース: Collection<E>remove、インタフェース: Deque<E>remove、クラス: AbstractCollection<E>o - この両端キューから削除される要素(その要素が存在する場合)truepublic void clear()
clear、インタフェース: Collection<E>clear、クラス: AbstractCollection<E>public Object[] toArray()
返される配列への参照を両端キューが維持しないという点で、この配列は安全です。(つまり、このメソッドは新しい配列を割り当てます。)このため、呼出し側は、返された配列を自由に変更できます。
このメソッドは、配列ベースのAPIとコレクションベースのAPIの間の橋渡し役として機能します。
toArray、インタフェース: Collection<E>toArray、クラス: AbstractCollection<E>public <T> T[] toArray(T[] a)
両端キューが指定された配列に収まり、その配列にさらに余裕がある場合(つまり、配列が両端キューより多くの要素を持つ場合)、その配列内で両端キューの終端よりあとの要素はnullに設定されます。
toArray()メソッドと同じように、このメソッドは、配列ベースのAPIとコレクションベースのAPIの間の橋渡し役として機能します。さらに、このメソッドでは、出力配列の実行時の型を正確に制御できるため、環境によっては割当ての手間を抑えることができます。
xが、文字列だけからなる両端キューであることがわかっていると仮定します。次のコードを使うと、新しく割り当てられたStringの配列に両端キューをダンプできます。
String[] y = x.toArray(new String[0]);
toArray(new Object[0])は、機能の点でtoArray()と同一です。toArray、インタフェース: Collection<E>toArray、クラス: AbstractCollection<E>T - コレクションを含む配列の実行時の型a - 配列が十分な大きさを持つ場合は、両端キューの要素が格納される配列。そうでない場合は、要素を格納するために同じ実行時の型の新しい配列が割り当てられるArrayStoreException - 指定された配列の実行時の型が、この両端キュー内のすべての要素の実行時の型のスーパー・タイプでない場合NullPointerException - 指定された配列がnullである場合public ArrayDeque<E> clone()
public Spliterator<E> spliterator()
Spliteratorを作成します。
Spliteratorは、Spliterator.SIZED、Spliterator.SUBSIZED、Spliterator.ORDERED、およびSpliterator.NONNULLを報告します。オーバーライドする実装は、追加の特性値の報告をドキュメント化する必要があります。
spliterator、インタフェース: Iterable<E>spliterator、インタフェース: Collection<E>Spliterator バグまたは機能を送信
詳細なAPIリファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SEのドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
Copyright© 1993, 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.