compact1, compact2, compact3

java.util

クラスBase64.Encoder

java.lang.Object

java.util.Base64.Encoder

含まれているクラス:

Base64

public static class Base64.Encoder
extends Object

このクラスは、RFC 4648およびRFC 2045に指定されているBase64エンコーディング・スキームを使用してバイト・データをエンコードするためのエンコーダを実装します。

Base64.Encoderクラスのインスタンスは、複数のスレッドで並行して使用できます。

特に指定がないかぎり、null引数をこのクラスのメソッドに渡すと、NullPointerExceptionがスローされます。

導入されたバージョン:

1.8

関連項目:

Base64.Decoder

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッドと説明
byte[]	encode(byte[] src) Base64エンコーディング・スキームを使用して、指定されたバイト配列からのすべてのバイトをエンコードし、新しく割り当てられたバイト配列に書き込みます。
int	encode(byte[] src, byte[] dst) Base64エンコーディング・スキームを使用して、指定されたバイト配列からのすべてのバイトをエンコードし、結果となるバイトを指定された出力バイト配列のオフセット0から書き込みます。
ByteBuffer	encode(ByteBuffer buffer) Base64エンコーディング・スキームを使用して、指定されたバイト・バッファからの残りのすべてのバイトをエンコードし、新しく割り当てられたByteBufferに書き込みます。
String	encodeToString(byte[] src) Base64エンコーディング・スキームを使用して、指定されたバイト配列をエンコードし、Stringに書き込みます。
Base64.Encoder	withoutPadding() これと同じ方法だが、エンコードされたバイト・データの末尾にパディング文字を追加せずにエンコードするエンコーダ・インスタンスを返します。
OutputStream	wrap(OutputStream os) Base64エンコーディング・スキームを使用してバイト・データをエンコードするための出力ストリームをラップします。

クラス java.lang.Objectから継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

メソッドの詳細

encode

public byte[] encode(byte[] src)

Base64エンコーディング・スキームを使用して、指定されたバイト配列からのすべてのバイトをエンコードし、新しく割り当てられたバイト配列に書き込みます。返されるバイト配列の長さは、結果となるバイトの長さになります。

パラメータ:

src - エンコードするバイト配列

戻り値:

結果となるエンコードされたバイトを格納する、新しく割り当てられたバイト配列。

encode

public int encode(byte[] src,
                  byte[] dst)

Base64エンコーディング・スキームを使用して、指定されたバイト配列からのすべてのバイトをエンコードし、結果となるバイトを指定された出力バイト配列のオフセット0から書き込みます。

出力バイト配列dstに、入力バイト配列からのすべてのバイトをエンコードできるだけの十分な領域があることを確認するのは、このメソッドの呼出し側の責任です。出力バイト配列に十分な大きさがない場合、その出力バイト配列にバイトは書き込まれません。

パラメータ:

src - エンコードするバイト配列

dst - 出力バイト配列

戻り値:

出力バイト配列に書き込まれるバイト数

例外:

IllegalArgumentException - dstに、すべての入力バイトをエンコードできるだけの十分な領域がない場合。

encodeToString

public String encodeToString(byte[] src)

Base64エンコーディング・スキームを使用して、指定されたバイト配列をエンコードし、Stringに書き込みます。

このメソッドはまず、すべての入力バイトをエンコードして、base64でエンコードされたバイト配列に格納し、次にそのエンコードされたバイト配列およびISO-8859-1文字セットを使用して新しいStringを構築します。

つまり、このメソッドの呼出しには、new String(encode(src), StandardCharsets.ISO_8859_1)を呼び出すのとまったく同じ効果があります。

パラメータ:

src - エンコードするバイト配列

戻り値:

結果となるBase64でエンコードされた文字を格納するString

encode

public ByteBuffer encode(ByteBuffer buffer)

Base64エンコーディング・スキームを使用して、指定されたバイト・バッファからの残りのすべてのバイトをエンコードし、新しく割り当てられたByteBufferに書き込みます。復帰時に、ソース・バッファの位置はそのリミットに更新されますが、リミットは変更されません。返される出力バッファの位置はゼロになり、そのリミットは結果となるエンコードされたバイトの数になります。

パラメータ:

buffer - エンコードするソースByteBuffer

戻り値:

エンコードされたバイトを格納する、新しく割り当てられたバイト・バッファ。

wrap

public OutputStream wrap(OutputStream os)

Base64エンコーディング・スキームを使用してバイト・データをエンコードするための出力ストリームをラップします。

使用後は返された出力ストリームをただちに閉じることをお薦めします。使用中は、残りのすべてのバイトがベースとなる出力ストリームにフラッシュされます。返された出力ストリームを閉じると、ベースとなる出力ストリームが閉じます。

パラメータ:

os - 出力ストリーム。

戻り値:

バイト・データをエンコードして指定されたBase64エンコード形式にするための出力ストリーム

withoutPadding

public Base64.Encoder withoutPadding()

これと同じ方法だが、エンコードされたバイト・データの末尾にパディング文字を追加せずにエンコードするエンコーダ・インスタンスを返します。

このエンコーダ・インスタンスのエンコーディング・スキームは、この呼出しの影響を受けません。返されたエンコーダ・インスタンスは、パディングのないエンコード操作に使用するようにしてください。

戻り値:

末尾にパディング文字を追加しないでエンコードする同等のエンコーダ