public class SyncProviderException extends SQLException
SyncProvider
メカニズムで発生したエラーを示します。SyncProvider
abstractクラスの拡張は、元のデータ・ソースの読み取りまたは書込み違反を検出すると、例外を作成します。
実装では、SyncProvider
オブジェクトでSyncResolver
オブジェクトも作成し、構築時にそのオブジェクトを使用して、SyncProviderException
オブジェクトを初期化するか、またはあとでSyncProvider
オブジェクトに設定できます。
acceptChanges
メソッドは、ライターが競合のチェックを終了し、競合を発見したあとに、この例外をスローします。アプリケーションはSyncProviderException
オブジェクトをキャッチし、そのgetSyncResolver
メソッドを呼び出して、SyncResolver
オブジェクトを取得できます。たとえば、SyncResolver
のインタフェース・コメントのコードの抜粋を参照してください。このSyncResolver
オブジェクトは、例外を生成したRowSet
オブジェクトをミラー化したものですが、違う点はデータ・ソースから競合の発生している値のみ格納していることです。SyncResolver
オブジェクトのその他のすべての値がnull
になります。
SyncResolver
オブジェクトを使用して、行内の各競合を調査し、解決したら、競合のある次の行へ移動して、この手順を繰り返します。
SyncProviderException
オブジェクトには例外の原因となっている状況の説明が含まれる場合と含まれない場合があります。継承されたgetMessage
メソッドを呼び出して、その説明が存在すれば取得できます。
コンストラクタと説明 |
---|
SyncProviderException()
詳細メッセージを指定しない
SyncProviderException オブジェクトを新しく作成します。 |
SyncProviderException(String msg)
指定された詳細メッセージを含む
SyncProviderException オブジェクトを構築します。 |
SyncProviderException(SyncResolver syncResolver)
指定された
SyncResolver インスタンスを含むSyncProviderException オブジェクトを構築します。 |
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
SyncResolver |
getSyncResolver()
この
SyncProviderException オブジェクトに設定されたSyncResolver オブジェクトを取得します。または何も設定されていない場合は、リファレンス実装に含まれるデフォルトのSyncResolver 実装のインスタンスを取得します。 |
void |
setSyncResolver(SyncResolver syncResolver)
この
SyncProviderException オブジェクトのSyncResolver オブジェクトを指定されたオブジェクトに設定します。 |
getErrorCode, getNextException, getSQLState, iterator, setNextException
addSuppressed, fillInStackTrace, getCause, getLocalizedMessage, getMessage, getStackTrace, getSuppressed, initCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace, toString
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
forEach, spliterator
public SyncProviderException()
SyncProviderException
オブジェクトを新しく作成します。public SyncProviderException(String msg)
SyncProviderException
オブジェクトを構築します。msg
- 詳細メッセージpublic SyncProviderException(SyncResolver syncResolver)
SyncResolver
インスタンスを含むSyncProviderException
オブジェクトを構築します。syncResolver
- 同期競合の処理に使用するSyncResolver
インスタンスIllegalArgumentException
- SyncResolver
オブジェクトがnull
である場合。public SyncResolver getSyncResolver()
SyncProviderException
オブジェクトに設定されたSyncResolver
オブジェクトを取得します。または何も設定されていない場合は、リファレンス実装に含まれるデフォルトのSyncResolver
実装のインスタンスを取得します。
SyncProviderException
オブジェクトがスローされた場合に、アプリケーションはこのメソッドを使用して、SyncResolver
オブジェクトを生成し、このオブジェクトにより、例外がスローされる原因となっている競合を解決できます。
SyncProviderException
オブジェクトに設定されたSyncResolver
オブジェクト。または何も設定されていない場合は、デフォルトのSyncResolver
実装のインスタンス。さらに、SyncResolver()
またはSyncResolver(String)
コンストラクタを使用して、SyncResolver
インスタンスをインスタンス化している場合は、デフォルトのSyncResolver
実装も返される。public void setSyncResolver(SyncResolver syncResolver)
SyncProviderException
オブジェクトのSyncResolver
オブジェクトを指定されたオブジェクトに設定します。指定された引数がnull
の場合、getSyncResolver
メソッドへの呼出しで、SyncResolver
インタフェースのデフォルトのリファレンス実装が返されます。syncResolver
- 設定されるSyncResolver
オブジェクト。null
は不可IllegalArgumentException
- SyncResolver
オブジェクトがnull
である場合。getSyncResolver()
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