javax.xml.soap

クラスSOAPConnection

java.lang.Object

javax.xml.soap.SOAPConnection

public abstract class SOAPConnection
extends Object

クライアントがリモート側に直接メッセージを送信するのに使用するポイントツーポイント接続です(URLなどで表示)。

SOAPConnectionクラスはオプションです。実装によっては、このインタフェースを実装していないこともあります。その場合、SOAPConnectionFactory.newInstance()への呼出し(次を参照)はUnsupportedOperationExceptionをスローします。

クライアントは次の例のようにSOAPConnectionFactoryオブジェクトを使用して、SOAPConnectionオブジェクトを取得できます。

      SOAPConnectionFactory factory = SOAPConnectionFactory.newInstance();
      SOAPConnection con = factory.createConnection();
 

SOAPConnectionオブジェクトを使用すると、要求/応答のパラダイムを受けてURLに直接メッセージを送信できます。つまり、メッセージはcallメソッドを使用して送信されます。callはメッセージを送信した後、応答が返るまで待機します。

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
SOAPConnection()

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッドと説明
abstract SOAPMessage	call(SOAPMessage request, Object to) 指定のメッセージを指定の端点に送信し、応答が返るまでブロックします。
abstract void	close() このSOAPConnectionオブジェクトを閉じます。
SOAPMessage	get(Object to) 特定の端点からメッセージを取得し、受信するまでブロックします。

クラス java.lang.Objectから継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

SOAPConnection

public SOAPConnection()

メソッドの詳細

call

public abstract SOAPMessage call(SOAPMessage request,
                                 Object to)
                          throws SOAPException

指定のメッセージを指定の端点に送信し、応答が返るまでブロックします。

パラメータ:

request - 送信するSOAPMessageオブジェクト

to - メッセージを送信する場所を特定するObject。java.lang.String、java.net.URL、またJAXMが存在する場合はjavax.xml.messaging.URLEndpointの型のObjectをサポートする必要がある

戻り値:

送信したメッセージに対する応答のSOAPMessageオブジェクト

例外:

SOAPException - SOAPエラーが存在する場合

get

public SOAPMessage get(Object to)
                throws SOAPException

特定の端点からメッセージを取得し、受信するまでブロックします。

パラメータ:

to - 要求を送信する場所を特定するObject。java.lang.String型とjava.net.URL型のオブジェクトをサポートする必要がある。

戻り値:

メッセージ取得要求に対する応答のSOAPMessageオブジェクト

例外:

SOAPException - SOAPエラーが存在する場合

導入されたバージョン:

SAAJ 1.3

close

public abstract void close()
                    throws SOAPException

このSOAPConnectionオブジェクトを閉じます。

例外:

SOAPException - SOAPエラーが存在する場合