public final class AddressingFeature extends WebServiceFeature
この機能は、SEIプロキシ、クライアント側のDispatch
インスタンスおよびサーバー側のEndpoint
インスタンスの作成時に使用できます。この機能はクライアント側のService
インスタンスの作成には使用できません。
この機能を有効または無効にした場合の影響は次のとおりです。
この機能が有効な場合、required
プロパティは端点でWS-Addressingが必要であるかどうかを判別します。trueに設定されている場合、インバウンド・メッセージとアウトバウンド・メッセージにWS-Addressingヘッダーが含まれている必要があります。デフォルトでは、required
プロパティはfalse
です。
Webサービス開発者がこの機能を明示的に有効にしていない場合、WSDLのwsam:Addressingポリシー・アサーションを使用してWS-Addressingの用途を探します。アプリケーションは、この機能を明示的に使用することで、WSDLによって示されたWS-Addressingの用途をオーバーライドします。場合によっては、これが実際に必要となることがあります。たとえば、アプリケーションがWS-Addressingそのものを実装している場合は、この機能を使用してアドレス指定を無効にできます。つまり、JAX-WSの実装がWS-Addressingヘッダーを消費することも、生成することもないということです。
アドレス指定が有効になると、3.1 WS-Policy Assertionsに準じて、WSDLに対応するwsam:Addressingポリシー・アサーションを生成する必要があります。
例1: 生成されたWSDLで可能なポリシー・アサーション@Addressing
<wsam:Addressing wsp:Optional="true"> <wsp:Policy/> </wsam:Addressing>
例2: 生成されたWSDLで可能なポリシー・アサーション@Addressing(required=true)
<wsam:Addressing> <wsp:Policy/> </wsam:Addressing>
例3: 生成されたWSDLで可能なポリシー・アサーション@Addressing(required=true, responses=Responses.ANONYMOUS)
<wsam:Addressing> <wsp:Policy> <wsam:AnonymousResponses/> </wsp:Policy> </wsam:Addressing>
WS-Addressingの詳細については、Web Services Addressing - Core、Web Services Addressing 1.0 - SOAP Binding、およびWeb Services Addressing 1.0 - Metadataを参照してください。
Addressing
修飾子と型 | クラスと説明 |
---|---|
static class |
AddressingFeature.Responses
アドレス指定が有効な場合、このプロパティは端点で匿名応答のみ、非匿名応答のみ、またはすべての使用を必要とするかどうかを判別します。
|
修飾子と型 | フィールドと説明 |
---|---|
static String |
ID
AddressingFeatureを識別する定数です
|
protected boolean |
required
アドレス指定が有効な場合、このプロパティはエンド・ポイントでWS-Addressingが必要であるかどうかを判別します。
|
enabled
コンストラクタと説明 |
---|
AddressingFeature()
アドレス指定要件を使用して、
AddressingFeature を作成し、構成します。 |
AddressingFeature(boolean enabled)
アドレス指定要件を使用して、
AddressingFeature を作成し、構成します。 |
AddressingFeature(boolean enabled, boolean required)
アドレス指定要件を使用して、
AddressingFeature を作成し、構成します。 |
AddressingFeature(boolean enabled, boolean required, AddressingFeature.Responses responses)
アドレス指定要件を使用して、
AddressingFeature を作成し、構成します。 |
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
String |
getID()
このWebServiceFeatureの一意の識別子を取得します。
|
AddressingFeature.Responses |
getResponses()
アドレス指定が有効な場合、このプロパティは端点で匿名応答または非匿名応答またはすべての応答の使用を必要とするかどうかを判別します。
|
boolean |
isRequired()
アドレス指定が有効な場合、このプロパティはエンド・ポイントでWS-Addressingが必要であるかどうかを判別します。
|
isEnabled
protected boolean required
public AddressingFeature()
AddressingFeature
を作成し、構成します。作成された機能により、ws-addressingが有効になります。つまり、ws-addressingがサポートされますが、その使用が必要となるわけではありません。さらに、すべての応答タイプを受け入れるように構成されます。public AddressingFeature(boolean enabled)
AddressingFeature
を作成し、構成します。enabled
がtrueの場合、ws-addressingが有効になります。つまり、ws-addressingがサポートされますが、その使用が必要となるわけではありません。さらに、すべての応答タイプを受け入れるように構成します。enabled
- trueはws-addressingを有効にする。つまり、ws-addressingがサポートされるが、それを使用する必要はないpublic AddressingFeature(boolean enabled, boolean required)
AddressingFeature
を作成し、構成します。enabled
およびrequired
がtrueの場合、ws-addressingが有効になり、それを使用する必要がある。さらに、すべての応答タイプを受け入れるように構成します。enabled
- trueはws-addressingを有効にする。つまり、ws-addressingがサポートされるが、それを使用する必要はないrequired
- trueはws-addressingの使用が必須であることを示す。public AddressingFeature(boolean enabled, boolean required, AddressingFeature.Responses responses)
AddressingFeature
を作成し、構成します。enabled
およびrequired
がtrueの場合、ws-addressingが有効になり、それを使用する必要がある。また、応答タイプはresponses
パラメータで構成できます。enabled
- trueはws-addressingを有効にする。つまり、ws-addressingがサポートされるが、それを使用する必要はないrequired
- trueはws-addressingの使用が必須であることを示す。responses
- 必要な応答のタイプを指定しますpublic String getID()
getID
、クラス: WebServiceFeature
public boolean isRequired()
public AddressingFeature.Responses getResponses()
AddressingFeature.Responses.ALL
、端点で匿名の応答のみ使用する必要がある場合はAddressingFeature.Responses.ANONYMOUS
、端点で匿名以外の応答のみ使用する必要がある場合はAddressingFeature.Responses.NON_ANONYMOUS
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