java.awt

クラスTexturePaint

java.lang.Object

java.awt.TexturePaint

すべての実装されたインタフェース:

Paint, Transparency

public class TexturePaint
extends Object
implements Paint

TexturePaintクラスは、ShapeをBufferedImageとして指定されたテクスチャで塗りつぶす方法を提供します。TexturePaintオブジェクトによってBufferedImageデータがコピーされるので、BufferedImageオブジェクトのサイズは小さくしておく必要があります。テクスチャは、作成時にユーザー空間で指定されるRectangle2Dの左上隅にアンカー設定されます。テクスチャのデバイス空間での位置は、指定されたRectangle2Dを、ユーザー空間ですべての方向に無限に複製し、複製された各Rectangle2DにBufferedImageをマッピングすることにより、計算されます。

バージョン:

1.48, 06/05/07

関連項目:

Paint, Graphics2D.setPaint(java.awt.Paint)

フィールドのサマリー

インタフェース java.awt.Transparencyから継承されたフィールド

BITMASK, OPAQUE, TRANSLUCENT

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
TexturePaint(BufferedImage txtr, Rectangle2D anchor) TexturePaintオブジェクトを構築します。

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッドと説明
PaintContext	createContext(ColorModel cm, Rectangle deviceBounds, Rectangle2D userBounds, AffineTransform xform, RenderingHints hints) タイリングされたイメージ・パターンを生成するために使用されるPaintContextを作成して返します。
Rectangle2D	getAnchorRect() テクスチャ・イメージの位置とサイズを指定するアンカー矩形のコピーを返します。
BufferedImage	getImage() 形状を塗りつぶすために使用されるBufferedImageテクスチャを返します。
int	getTransparency() このTexturePaintの透明度モードを返します。

クラス java.lang.Objectから継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

TexturePaint

public TexturePaint(BufferedImage txtr,
                    Rectangle2D anchor)

TexturePaintオブジェクトを構築します。

パラメータ:

txtr - ペイントに使用するテクスチャを持つBufferedImageオブジェクト

anchor - テクスチャのアンカー設定および複製に使用されるユーザー空間内のRectangle2D

メソッドの詳細

getImage

public BufferedImage getImage()

形状を塗りつぶすために使用されるBufferedImageテクスチャを返します。

戻り値:

BufferedImage。

getAnchorRect

public Rectangle2D getAnchorRect()

テクスチャ・イメージの位置とサイズを指定するアンカー矩形のコピーを返します。

戻り値:

このTexturePaintのアンカー設定およびサイズ指定を行うために使用されるRectangle2D。

createContext

public PaintContext createContext(ColorModel cm,
                                  Rectangle deviceBounds,
                                  Rectangle2D userBounds,
                                  AffineTransform xform,
                                  RenderingHints hints)

タイリングされたイメージ・パターンを生成するために使用されるPaintContextを作成して返します。nullパラメータの処理については、Paintインタフェース内のメソッドのspecificationを参照してください。

定義:

createContext、インタフェース: Paint

パラメータ:

cm - 呼出し元がピクセル・データを受信するためのもっとも便利な形式を表す推奨されるColorModel、または推奨値がない場合はnull。

deviceBounds - 描画されるグラフィックス・プリミティブのデバイス空間でのバウンディング・ボックス。

userBounds - 描画されるグラフィックス・プリミティブのユーザー空間でのバウンディング・ボックス。

xform - ユーザー空間からデバイス空間へのAffineTransform。

hints - コンテキスト・オブジェクトが描画の選択肢の中から選択するために使用できるヒントのセット。

戻り値:

カラー・パターンを生成するためのPaintContext。

関連項目:

Paint, PaintContext, ColorModel, Rectangle, Rectangle2D, AffineTransform, RenderingHints

getTransparency

public int getTransparency()

このTexturePaintの透明度モードを返します。

定義:

getTransparency、インタフェース: Transparency

戻り値:

このTexturePaintの透明度モード(int値)。

関連項目:

Transparency