public interface BasicFileAttributeView extends FileAttributeView
BasicFileAttributesインタフェースで定義されている必須およびオプションのファイル属性で構成されます。
一括操作としてファイル属性をファイル・システムから取得するには、readAttributesメソッドを呼び出します。このクラスでは、ファイルの時間属性を更新するsetTimesメソッドも定義しています。
ファイル属性への動的アクセスが必要な場合、この属性ビューによってサポートされている属性には次の名前と型があります。
名前 型 "lastModifiedTime" FileTime"lastAccessTime" FileTime"creationTime" FileTime"size" Long"isRegularFile" Boolean"isDirectory" Boolean"isSymbolicLink" Boolean"isOther" Boolean"fileKey" Object
getAttributeメソッドは、readAttributes()メソッドを呼び出したかのように、これらの属性のいずれかを読み取るために使用できます。
setAttributeメソッドは、setTimesメソッドを呼び出したかのように、ファイルの最終変更時間、最終アクセス時間、または作成時間属性を更新するために使用できます。
| 修飾子と型 | メソッドと説明 |
|---|---|
String |
name()
属性ビューの名前を返します。
|
BasicFileAttributes |
readAttributes()
一括操作として基本ファイル属性を読み取ります。
|
void |
setTimes(FileTime lastModifiedTime, FileTime lastAccessTime, FileTime createTime)
ファイルの最終変更時間、最終アクセス時間、および作成時間属性のいずれかまたはすべてを更新します。
|
String name()
"basic"という名前です。name、インタフェース: AttributeViewBasicFileAttributes readAttributes() throws IOException
ほかのファイル・システム操作に関して、すべてのファイル属性が原子的操作として読み取られるかどうかは実装固有です。
IOException - 入出力エラーが発生した場合SecurityException - デフォルト・プロバイダで、セキュリティ・マネージャがインストールされている場合は、checkReadメソッドが呼び出されてファイルへの読取りアクセスがチェックされます。void setTimes(FileTime lastModifiedTime, FileTime lastAccessTime, FileTime createTime) throws IOException
このメソッドは、ファイルのタイムスタンプ属性を更新します。値は、そのファイル・システムでサポートされている元期と精度に変換されます。粒度の細かいほうから粗いほうへ変換すると、精度が失われます。サポートされていないタイムスタンプを設定したり、タイムスタンプをベースとなるファイル・ストアのサポート範囲外にある値に設定したりしようとする場合、このメソッドの動作は未定義です。IOExceptionをスローすることによって、失敗する場合としない場合があります。
lastModifiedTime、lastAccessTime、またはcreateTimeのいずれかのパラメータにnull値が含まれている場合、対応するタイムスタンプは変更されません。タイムスタンプ属性のすべてではなく一部のみが更新される場合、実装ではそれらのファイル属性の既存値を読み取る必要があることがあります。その結果、このメソッドはほかのファイル・システム操作に関して原子的操作でない可能性があります。また、既存値の読み取りや書換えを行うと、精度が失われる可能性もあります。lastModifiedTime、lastAccessTime、およびcreateTimeパラメータがすべてnullの場合、このメソッドは何の効果もありません。
使用例: ファイルの最終アクセス時間を変更するとします。
Path path = ...
FileTime time = ...
Files.getFileAttributeView(path, BasicFileAttributeView.class).setTimes(null, time, null);
lastModifiedTime - 新しい最終変更時間。値を変更しない場合はnulllastAccessTime - 最終アクセス時間。値を変更しない場合はnullcreateTime - ファイルの作成時間。値を変更しない場合はnullIOException - 入出力エラーが発生した場合SecurityException - デフォルト・プロバイダで、セキュリティ・マネージャがインストールされている場合は、checkWriteメソッドが呼び出されてファイルへの書込みアクセスがチェックされます。Files.setLastModifiedTime(java.nio.file.Path, java.nio.file.attribute.FileTime) バグまたは機能を送信
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