NtKinectは Kinect V2 をC++から簡単に利用するためのクラス・ライブラリです。 C++以外のプログラミング言語や開発環境から利用するためには、NtKinect の機能をDLL化する必要があります。 KtKinectの機能のぼほフルの機能をDLL化した ライブラリ NtKinectDLL と、 Unity (C#) 用のラッパーである NtUnity を開発しましたので、 ユーザの利便性を考えてオープンソースとしてMIT License で公開します。
Pythonのラッパーである NtKinect_py も追加で公開します(2017/11/08 追記)。
[注意] 上で「ほぼフルの機能」と言っているのは「音声認識」を除いたからです。 音声認識の機能を利用するにはMicrosoft の"Speech Platform SDK v11" が システムにインストールされている必要がありますので、これを必須にすると ライブラリを利用するハードルが上がってしまいます。 音声認識を追加する必要があればこちらの説明を参照して 簡単に追加できます。
[注意2] 個人的には、音声認識には Google Cloud Platform の Speech API を使うことをお勧めします。 C++で Google Cloud Platform の Speech API を使った例はこちらを参照して下さい。
次のソフトウェアがインストールされていることを前提条件とします。インストールのパスが異なる場合は適宜読み替えて下さい。
Visual Studio 2017 Professional/Community を使う場合は、 「C++ によるデスクトップ開発」の「Windows 8.1 SDK と UCRT SDK」オプションが必要 |
実行ファイルのパス | C:\opencv\bin | <-- 環境変数のPathに追加しておくこと |
インクルードファイルのパス | C:\opencv\include | |
ライブラリのパス | C:\opencv\lib |
インクルードファイルのパス | $(KINECTSDK20_DIR)inc | |
ライブラリのパス | $(KINECTSDK20_DIR)Lib\x64 |
[お知らせ] Visual Studio 2019 と OpenCV 4.1.1 で作成したプロジェクトを github にアップロードしました。(2019/08/31)
https://github.com/YoshihisaNitta/NtKinectDLL/tree/master/VS2019_CV411最新版: Version 1.2.6 (2017/11/08) based on NtKinect 1.8.2
Old version(s)
NtKinectDLL を C# から使うためのラッパーです。 Unity で NtKinect を用いて Kinect V2 を利用することができます。
Old version(s)
NtKinectDLL と NtUnity を用いて、Unity で Kinect V2 を使う方法を解説します。
NtKinectDLL を Python から使うためのラッパーです。 Python から NtKinect を用いて Kinect V2 を利用することができます。