2018/11/04 Updated by
2019/08/04 Updated by

CUDA

インストール方法


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Windowsへのインストール

CUDA 9をインストールする


cuDNN のインストール

  1. nVidia の公式サイト https://developer.nvidia.com/rdp/cudnn-download にアクセスする。
  2. OSに適合した cuDNN をダウンロードする。
  3. 現時点では Widows10用は次のパッケージであった。
    cuDNN v7.3.1 [Sept 28, 2018], for CUDA 9.0
      cuDNN v7.3.1 Library for Windows 10
    
  4. https://docs.nvidia.com/deeplearning/sdk/cudnn-install/index.html をよく読んで、指示に従ってインストールする。
  5. 3個のファイルを所定のフォルダにコピーする
  6. 展開して出来たフォルダのパスを PATH で表すと、次の通り。
    copy PATH\cuda\bin\cudnn64_7.dll  C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v9.0\bin
    copy PATH>\cuda\ include\cudnn.h  C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v9.0\include
    copy PATH>\cuda\lib\x64\cudnn.lib  C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v9.0\lib\x64
    
  7. 環境変数 CUDA_PATH を次の値に設定する
  8.   変数名: CUDA_PATH 
      値:     C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v9.0
    

CUDA Toolkit

python で tensorflow-gpu を動かすだけならば "Cuda 9" と "cuDNN" だけでとりあえず動く。 しかし、CUDA のプログラムを自分でコンパイルするのにはCUDA Toolkit をインストールしておく必要がある。

  1. マニュアルをよく読む。
  2. https://docs.nvidia.com/cuda/cuda-installation-guide-microsoft-windows/index.html

    CUDA_Installation_Guide_Windows.pdf (loca copy)

  3. NVIDIA CUDA Toolkit をダウンロードする。
  4. http://developer.nvidia.com/cuda-downloads
  5. cuda_10.0.130_411.31_win10.exe をダブルクリックして、あとは指示にしたがう。
  6. C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v10.0
    
  7. 環境変数 CUDA_PATH が変更されていることを確認する。
  8.  C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v10.0
    

    cuDNNのインストール時に手動で設定した環境変数 CUDA_PATH だが、今回インストールした CUDA Toolkit が v10.0 なので、インストーラーによって自動的に書き換えられる。

  9. コンパイル済みのdemoプログラムは次の場所にある。
  10. C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v10.0\extras\demo_suite
    

    bandwidthTest.exe, deviceQuery.exe, nbody.exe oceanFFT.exe などが動くことを確認する。

  11. Microsoft Visual Studio に CUDA plugin を登録するためのプログラムは次の場所にある。
  12. C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v10.0\extras\visual_studio_integration\MSBuildExtensions
    
  13. NVIDA driver は WDDM と TCC (Tesla Compute Cluster)という2つのモードを持つ。 デフォルトはTCC。 どちらのモードで動いているかを調べたり、モードを切り換えしたりするのが nvidia-smi 。
  14. sample の場所は以下の通り。
  15. C:\ProgramData\NVIDIA Corporation\CUDA Samples\v10.0
    
    1. マニュアルによれば 1_Utilities\bandwidthTest にある bandwidthTest をコンパイルしてみるのがよいそうだ。
    2. C:\ProgramData\NVIDIA Corporation\CUDA Samples\v10.0\1_Utilities\bandwidthTest\bandwidthTest_vs2017.sln をダブルクリックしてVisual Studio 2017を起動する。
    3. プロジェクトの上で右クリックして、「ビルドの依存関係」 → 「ビルドのカスタマイズ」 → とやって、"CUDA 10.0(.targets, props)" "CUDA 10.0(.targets)"がチェックされていることを確認する。



    4. Release, x64 でbuildして実行すると、正常に動いた。



    環境変数は Build Customization CUDA 10.0.props ファイルによって自動的に設定される。 これは次の場所にある。

    [VS2015用]  C:\Program Files (x86)\MSBuild\Microsoft.Cpp\v4.0\V120\BuildCustomizations
    [VS2017用]  C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Professional\Common7\IDE\VC\VCTargets\BuildCustomizations
    

    Visual Studio で自分のcuda プログラムをコンパイルするときは、上記のようにして Build customization に "Cuda"を設定するとよい。

  16. 新しく CUDA のプロジェクトを作成する場合は次のようにする。
  17. File → New Project ... → NVIDIA → CUDA 10.0 → CUDA 10.0 Runtime
    
    カスタムな CUDA Toolkit を参照するには、 CUDA C/C++ の下で、Common → CUDA Toolkit Custom Dir に設定する。
  18. 既存のプロジェクトに CUDA を取り入れるには次のようにする。
  19. プロジェクトの上で右クリック → 「ビルドの依存関係」 → 「ビルドのカスタマイズ」
    → "CUDA 10.0(.targets, props)" がチェックされていることを確認
    
    または
    プロジェクトの上で右クリック → 「プロパティ」 → CUDA C/C++ →、Common → CUDA Toolkit Custom Dir →
    $(CUDA_PATH)
    と設定する。
    
  20. Documentの場所は以下の通り
  21. file:///C:/Program%20Files/NVIDIA%20GPU%20Computing%20Toolkit/CUDA/v10.0/doc/html/index.html
    

cuDNNのバージョンを上げる

  1. 公式のダウンロードサイト https://developer.nvidia.com/rdp/cudnn-download にアクセスする。
  2. [2019/08/04 時点]
    Download cuDNN v7.6.2 (July 22, 2019), for CUDA 10.1
    Download cuDNN v7.6.2 (July 22, 2019), for CUDA 10.0
    Download cuDNN v7.6.2 (July 22, 2019), for CUDA 9.2
    Download cuDNN v7.6.2 (July 22, 2019), for CUDA 9.0
    
  3. CUDA 9.0 用の cuDNN v7.6.2をダウンロードすることにする。
  4. cudnn-9.0-windows10-x64-v7.6.2.24.zip
  5. 展開する
  6.     cuda/
          bin/
          include/
          lib/
    
  7. CUDA Toolkit ディレクトリにファイルをコピーする」
  8. copy PATH\cuda\bin\cudnn64_7.dll  C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v9.0\bin
    copy PATH>\cuda\ include\cudnn.h  C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v9.0\include
    copy PATH>\cuda\lib\x64\cudnn.lib  C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v9.0\lib\x64